東高Topics
2学年の「探究的な学習活動」がスタート
4月10日(水)の1時間目、2学年において、今年度第1回目となる「探究学習」を実施しました。新学期を迎えたばかりということで、まずは、クラスメートを互いに知り合うことを目標に、グループを作成し、「自分の頭に思い浮かぶ場所」について発表し合いました。昨年度の「探究学習」で学んだ「認知の4点セット(どんな意見を持っているか、どんな経験がつながっているか、どんな感情を持ったか、それはどんな価値観から来るものなのか)」を活用したワークシートを各自が作成した後、それをもとに互いの話を傾聴し合いました。
対話を通して「自分を知ること」「他者を理解すること」は、探究学習の基本となります。最初は緊張気味に話していた生徒たちも、この時間を通して少しずつお互いを知ることができていたようです。
入学式
第77回入学式を挙行しました。新入生は、ご来賓の皆様やたくさんの保護者の皆様、教職員に迎えられ高校生活の第一歩をスタートさせました。式の中では代表生徒が高校生活への期待を胸に新入生代表宣誓を行いました。充実した3年間になることを願っています。
日本学生支援機構(JASSO)大学等奨学生(予約採用)説明会について(新3学年用)
2025年度進学予定者対象生徒向け説明会を4月15日(月)~22(月)放課後に実施します。3月に配布した奨学金案内パンフレットを参考のうえ、生徒の皆さんは説明会に参加してください。(過年度生の奨学金申込の掲載は4月下旬を予定しています。)
地域をつなぐアプリを生徒が開発
探究部
3月27日(水)菊水会館において2年生のクロスさん、本間さんが「総合的な探究の時間」に開発したアプリ(クッピー)について菊水町内会連合協議会や関係の方々約20名に来ていただき発表しました。
このアプリは地域通貨のシステムを応用したコミュニケーションツールで、上記の生徒が「本校の所在する白石区菊水は人口が多い割に人間関係が希薄なのではないか?」と問いをたて、「クッピーがこの問題を解決する」と仮説を設定し検証を進めていたものです。生徒がフィールドワークで訪れた菊水まちづくりネットワーク会議から、「硬直状態の町内会を再び活発にする」とアプリの実現化を提案してくださり、今回の生徒の発表が実現しました。この中で、クッピーはボランティア活動や営利を目的にしたものではないことや高齢の方がコインを獲得する方法、防犯対策などの問題点やクッピーの様々な可能性について協議されました。
探究活動を通して、生徒が年代の異なる様々な考え方を持つ大人と対話を通して議論を深める中で社会の一員であるという自覚が生まれ、社会の中でよりよく生きること(well being)を自分事として考えるきっかけができました。社会に可能性の種を高校生が植えただけでなく、複雑な社会を高校生も変えていくことができると認識する機会になりました。
(総合的な探究の時間)「1学年クラス代表者発表会」
3月12日(火)5・6時間目、各クラスから選ばれた代表グループが体育館で全体発表を行いました。生徒は1年間探究で行った成果をプレゼンテーション形式で発表しました。その後、1月にカナダ研修に参加した生徒が「移民」をテーマに探究したことを発表しました。生徒からは
・探究の授業がなければ学習することのないテーマについて深く調べることができるのが探究学習の楽しさだ。他者の考えを取り入れたり、自分の考えを深めることができた
・ただひたすらに知識を身につけるのではなく、その知識を生かしたり、応用したりすることを学んだ
・普段の学習も既存のことや解答に納得するのではなく、自分はどう考えるか、違いはあるのかなどを常に意識することを大切にしたい
など2年生へつながる嬉しいコメントをたくさんもらいました。
高等学校等就学支援金の受給資格認定申請について
就学支援金オンライン申請システム「e-Shien」で申請する場合は、こちらのPDFファイルをご参照ください。
就学支援金オンライン申請システム「e-Shien」利用マニュアル
「申請書類区分判定フローチャート」で書類の提出が必要と判定され方については、次の書類を印刷・ご記入の上、添付書類と共に郵送にて提出してください。
・区分Bの方
・区分Cの方
高等学校等就学支援金受給資格認定申請書(様式第1号(その2))
・区分Dの方
高等学校等就学支援金受給資格認定申請書(様式第1号(その1))
・区分Fの方
オンライン国際交流
「ICTを活用した海外の学校との交流」プログラムとして、ニュージーランドのKapiti Collegeとのオンライン交流が3月12日(火)に実施されました。本校生徒2年生9名と1年生11名が参加し、ニュージーランドや日本についてのクイズのあと、small presentationやsmall talkを通じて交流を行いました。
卒業証書授与式
第74回卒業証書授与式を挙行しました。4年ぶりにコロナ前の卒業式の形態にすべて戻すことができました。卒業生はご来賓や保護者の皆様、2年生、教職員の祝福を受け、吹奏楽局の演奏と、合唱部の歌声にも包まれながら、3年間を過ごした本校を巣立ちました。卒業式の最後には、卒業生がレミオロメンの「3月9日」を合唱し、保護者へ感謝の思いを届けました。
東高だよりNo143
東高だよりNo.143を発行しました。
父母と先生の会のページからご覧ください。
美術部がさっぽろ雪まつりに参加しました
2月5日(月)、美術部がさっぽろ雪まつりスノーオブジェコンテストに参加し、雪像を制作しました。スノーオブジェコンテストは高文連石狩支部の美術部が、1日約7時間かけて雪像を制作するイベントです。今回は高文連石狩支部の美術部12校が参加、本校からは美術部員の1,2年生の中から10名が参加しました。
本校美術部は『ガオーーーーー!!!』というタイトルで壁を突き破るティラノサウルスを制作。当日は天候に恵まれた反面、雪が溶けるのも早く制作は最後まで気の抜けない状況となりましたが、参加生徒は最後まで熱心に取り組みました。
結果、その努力が実を結び『第2位 さっぽろ雪まつり実行委員会会長賞』を受賞することができました。審査講評では「最も量感のある作品」とたいへん素晴らしい評価を受け、美術部員一同たいへん喜んでいます。
さっぽろ雪まつりの会期は2月11日(日)まで。つどーむにお越しの際は、本校の作品をはじめ各校の力作をご覧ください。