2024年4月の記事一覧

父母と先生の会・体育文化後援会総会及び授業公開・保護者懇談会

父母と先生の会・体育文化後援会総会及び授業公開・保護者懇談会が実施されました。

授業公開では多くの保護者に来校していただき、生徒の学習の様子を参観していただきました。本校では従来の授業スタイルにとどまることなく、主体的・対話的で深い学びとなるよう各教員が工夫を凝らしながら授業を行っており、生徒も積極的に学びを深めています。

総会では、令和5年度の報告と令和6年度の審議が行われました。令和6年度役員案などすべて承認され、今年度の活動が始まっていきます。

学級懇談会にも多くの保護者に参加いただき、クラスの経営方針の説明や進路情報の提供、情報共有などが行われました。

今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

探究の「種」を見つけよう

 4月17日(水)6時間目、2学年において今年2回目となる探究活動を実施しました。今回は、探究のテーマ(課題)設定の前段となる、日常の問題意識に気づくことについての内容です。「身の回りで問題と感じた体験はなんだろうか?」について各自が考え、その後ワールドカフェ形式で活発に意見交換し、他者の話を傾聴し合いました。

 身近なところから探究の「種」を探し、大事に育てていくことで、自身の問題意識を明らかにすることができます。具体的な体験を、いかに課題につなげていくことができるでしょうか、今後が楽しみです。

 

 

中国北京月壇中学校とオンライン交流を実施

 4/17(木)の放課後、本校の生徒8名と北京月壇中学校とのオンライン交流を行いました。本校からは、日本の4月の行事、日本の硬貨、美味しい手羽元の料理、北海道のウィンターイベントなどの紹介を行いました。月壇中学校からは、中国の伝統的な楽器「二胡(にこ)」の演奏や修学旅行の経験の紹介をしてもらいました。布依(ぷい)族の文化、貴州省平塘県の世界最大の500メートル口径球面電波望遠鏡(FAST)のある施設訪問、化石掘り体験など、日本の修学旅行とは異なるプログラムに大興奮でした。

 また、両国で流行っているアニメの絵を当てるクイズをしたり、中学の4文字熟語を教えてもらったりするなど、言葉や文化の違いを超えて交流を存分に楽しみました.

 

新入生歓迎ライブin図書館

 本校図書館では、毎年4月に文化系部活動の発表の場を提供し、新1年生の入部を促すイベントを開催しています。4月11日には放送局が製作したラジオドラマ、映像ドキュメンタリーを上映し、放送局の活動を紹介しました。また、4月15日には、フォークソング部の4つのバンドがそれぞれ1曲ずつ演奏を披露し、たくさんの新入生を魅了しました。

  

グランド及びテニスコートがきれいに仕上がりました!

 4月15日(月)、地崎道路株式会社様のご厚意により、グランド及びテニスコートの整備が行われました。生徒が安心してプレーできる環境を整備していただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

  

 

  

写真の掲載は地崎道路様の了解済みです。

2学年の「探究的な学習活動」がスタート

 4月10日(水)の1時間目、2学年において、今年度第1回目となる「探究学習」を実施しました。新学期を迎えたばかりということで、まずは、クラスメートを互いに知り合うことを目標に、グループを作成し、「自分の頭に思い浮かぶ場所」について発表し合いました。昨年度の「探究学習」で学んだ「認知の4点セット(どんな意見を持っているか、どんな経験がつながっているか、どんな感情を持ったか、それはどんな価値観から来るものなのか)」を活用したワークシートを各自が作成した後、それをもとに互いの話を傾聴し合いました。

 対話を通して「自分を知ること」「他者を理解すること」は、探究学習の基本となります。最初は緊張気味に話していた生徒たちも、この時間を通して少しずつお互いを知ることができていたようです。

 

 

入学式

第77回入学式を挙行しました。新入生は、ご来賓の皆様やたくさんの保護者の皆様、教職員に迎えられ高校生活の第一歩をスタートさせました。式の中では代表生徒が高校生活への期待を胸に新入生代表宣誓を行いました。充実した3年間になることを願っています。

 

 

 

日本学生支援機構(JASSO)大学等奨学生(予約採用)説明会について(新3学年用)

 2025年度進学予定者対象生徒向け説明会を4月15日(月)~22(月)放課後に実施します。3月に配布した奨学金案内パンフレットを参考のうえ、生徒の皆さんは説明会に参加してください。(過年度生の奨学金申込の掲載は4月下旬を予定しています。)

地域をつなぐアプリを生徒が開発

探究部
 3月27日(水)菊水会館において2年生のクロスさん、本間さんが「総合的な探究の時間」に開発したアプリ(クッピー)について菊水町内会連合協議会や関係の方々約20名に来ていただき発表しました。

 このアプリは地域通貨のシステムを応用したコミュニケーションツールで、上記の生徒が「本校の所在する白石区菊水は人口が多い割に人間関係が希薄なのではないか?」と問いをたて、「クッピーがこの問題を解決する」と仮説を設定し検証を進めていたものです。生徒がフィールドワークで訪れた菊水まちづくりネットワーク会議から、「硬直状態の町内会を再び活発にする」とアプリの実現化を提案してくださり、今回の生徒の発表が実現しました。この中で、クッピーはボランティア活動や営利を目的にしたものではないことや高齢の方がコインを獲得する方法、防犯対策などの問題点やクッピーの様々な可能性について協議されました。
 探究活動を通して、生徒が年代の異なる様々な考え方を持つ大人と対話を通して議論を深める中で社会の一員であるという自覚が生まれ、社会の中でよりよく生きること(well being)を自分事として考えるきっかけができました。社会に可能性の種を高校生が植えただけでなく、複雑な社会を高校生も変えていくことができると認識する機会になりました。