東高Topics

探究の「種」を見つけよう

 4月17日(水)6時間目、2学年において今年2回目となる探究活動を実施しました。今回は、探究のテーマ(課題)設定の前段となる、日常の問題意識に気づくことについての内容です。「身の回りで問題と感じた体験はなんだろうか?」について各自が考え、その後ワールドカフェ形式で活発に意見交換し、他者の話を傾聴し合いました。

 身近なところから探究の「種」を探し、大事に育てていくことで、自身の問題意識を明らかにすることができます。具体的な体験を、いかに課題につなげていくことができるでしょうか、今後が楽しみです。

 

 

中国北京月壇中学校とオンライン交流を実施

 4/17(木)の放課後、本校の生徒8名と北京月壇中学校とのオンライン交流を行いました。本校からは、日本の4月の行事、日本の硬貨、美味しい手羽元の料理、北海道のウィンターイベントなどの紹介を行いました。月壇中学校からは、中国の伝統的な楽器「二胡(にこ)」の演奏や修学旅行の経験の紹介をしてもらいました。布依(ぷい)族の文化、貴州省平塘県の世界最大の500メートル口径球面電波望遠鏡(FAST)のある施設訪問、化石掘り体験など、日本の修学旅行とは異なるプログラムに大興奮でした。

 また、両国で流行っているアニメの絵を当てるクイズをしたり、中学の4文字熟語を教えてもらったりするなど、言葉や文化の違いを超えて交流を存分に楽しみました.

 

新入生歓迎ライブin図書館

 本校図書館では、毎年4月に文化系部活動の発表の場を提供し、新1年生の入部を促すイベントを開催しています。4月11日には放送局が製作したラジオドラマ、映像ドキュメンタリーを上映し、放送局の活動を紹介しました。また、4月15日には、フォークソング部の4つのバンドがそれぞれ1曲ずつ演奏を披露し、たくさんの新入生を魅了しました。

  

グランド及びテニスコートがきれいに仕上がりました!

 4月15日(月)、地崎道路株式会社様のご厚意により、グランド及びテニスコートの整備が行われました。生徒が安心してプレーできる環境を整備していただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

  

 

  

写真の掲載は地崎道路様の了解済みです。

2学年の「探究的な学習活動」がスタート

 4月10日(水)の1時間目、2学年において、今年度第1回目となる「探究学習」を実施しました。新学期を迎えたばかりということで、まずは、クラスメートを互いに知り合うことを目標に、グループを作成し、「自分の頭に思い浮かぶ場所」について発表し合いました。昨年度の「探究学習」で学んだ「認知の4点セット(どんな意見を持っているか、どんな経験がつながっているか、どんな感情を持ったか、それはどんな価値観から来るものなのか)」を活用したワークシートを各自が作成した後、それをもとに互いの話を傾聴し合いました。

 対話を通して「自分を知ること」「他者を理解すること」は、探究学習の基本となります。最初は緊張気味に話していた生徒たちも、この時間を通して少しずつお互いを知ることができていたようです。

 

 

入学式

第77回入学式を挙行しました。新入生は、ご来賓の皆様やたくさんの保護者の皆様、教職員に迎えられ高校生活の第一歩をスタートさせました。式の中では代表生徒が高校生活への期待を胸に新入生代表宣誓を行いました。充実した3年間になることを願っています。

 

 

 

日本学生支援機構(JASSO)大学等奨学生(予約採用)説明会について(新3学年用)

 2025年度進学予定者対象生徒向け説明会を4月15日(月)~22(月)放課後に実施します。3月に配布した奨学金案内パンフレットを参考のうえ、生徒の皆さんは説明会に参加してください。(過年度生の奨学金申込の掲載は4月下旬を予定しています。)

地域をつなぐアプリを生徒が開発

探究部
 3月27日(水)菊水会館において2年生のクロスさん、本間さんが「総合的な探究の時間」に開発したアプリ(クッピー)について菊水町内会連合協議会や関係の方々約20名に来ていただき発表しました。

 このアプリは地域通貨のシステムを応用したコミュニケーションツールで、上記の生徒が「本校の所在する白石区菊水は人口が多い割に人間関係が希薄なのではないか?」と問いをたて、「クッピーがこの問題を解決する」と仮説を設定し検証を進めていたものです。生徒がフィールドワークで訪れた菊水まちづくりネットワーク会議から、「硬直状態の町内会を再び活発にする」とアプリの実現化を提案してくださり、今回の生徒の発表が実現しました。この中で、クッピーはボランティア活動や営利を目的にしたものではないことや高齢の方がコインを獲得する方法、防犯対策などの問題点やクッピーの様々な可能性について協議されました。
 探究活動を通して、生徒が年代の異なる様々な考え方を持つ大人と対話を通して議論を深める中で社会の一員であるという自覚が生まれ、社会の中でよりよく生きること(well being)を自分事として考えるきっかけができました。社会に可能性の種を高校生が植えただけでなく、複雑な社会を高校生も変えていくことができると認識する機会になりました。

 

 

 

(総合的な探究の時間)「1学年クラス代表者発表会」

 3月12日(火)5・6時間目、各クラスから選ばれた代表グループが体育館で全体発表を行いました。生徒は1年間探究で行った成果をプレゼンテーション形式で発表しました。その後、1月にカナダ研修に参加した生徒が「移民」をテーマに探究したことを発表しました。生徒からは
・探究の授業がなければ学習することのないテーマについて深く調べることができるのが探究学習の楽しさだ。他者の考えを取り入れたり、自分の考えを深めることができた
・ただひたすらに知識を身につけるのではなく、その知識を生かしたり、応用したりすることを学んだ
・普段の学習も既存のことや解答に納得するのではなく、自分はどう考えるか、違いはあるのかなどを常に意識することを大切にしたい
など2年生へつながる嬉しいコメントをたくさんもらいました。

 

高等学校等就学支援金の受給資格認定申請について

就学支援金オンライン申請システム「e-Shien」で申請する場合は、こちらのPDFファイルをご参照ください。

 就学支援金オンライン申請システム「e-Shien」利用マニュアル

 

「申請書類区分判定フローチャート」で書類の提出が必要と判定され方については、次の書類を印刷・ご記入の上、添付書類と共に郵送にて提出してください。

・区分Bの方

 個人番号利用目的同意書兼個人番号提供書(別記様式)

・区分Cの方

 高等学校等就学支援金受給資格認定申請書(様式第1号(その2))

・区分Dの方

 個人番号利用目的同意書兼個人番号提供書(別記様式)

 高等学校等就学支援金受給資格認定申請書(様式第1号(その1))

・区分Fの方

 高等学校等就学支援金に係る申出書(別記第1号様式)

オンライン国際交流

 「ICTを活用した海外の学校との交流」プログラムとして、ニュージーランドのKapiti Collegeとのオンライン交流が3月12日(火)に実施されました。本校生徒2年生9名と1年生11名が参加し、ニュージーランドや日本についてのクイズのあと、small presentationやsmall talkを通じて交流を行いました。

卒業証書授与式

 第74回卒業証書授与式を挙行しました。4年ぶりにコロナ前の卒業式の形態にすべて戻すことができました。卒業生はご来賓や保護者の皆様、2年生、教職員の祝福を受け、吹奏楽局の演奏と、合唱部の歌声にも包まれながら、3年間を過ごした本校を巣立ちました。卒業式の最後には、卒業生がレミオロメンの「3月9日」を合唱し、保護者へ感謝の思いを届けました。

 

 

美術部がさっぽろ雪まつりに参加しました

 2月5日(月)、美術部がさっぽろ雪まつりスノーオブジェコンテストに参加し、雪像を制作しました。スノーオブジェコンテストは高文連石狩支部の美術部が、1日約7時間かけて雪像を制作するイベントです。今回は高文連石狩支部の美術部12校が参加、本校からは美術部員の1,2年生の中から10名が参加しました。
 本校美術部は『ガオーーーーー!!!』というタイトルで壁を突き破るティラノサウルスを制作。当日は天候に恵まれた反面、雪が溶けるのも早く制作は最後まで気の抜けない状況となりましたが、参加生徒は最後まで熱心に取り組みました。
 結果、その努力が実を結び『第2位 さっぽろ雪まつり実行委員会会長賞』を受賞することができました。審査講評では「最も量感のある作品」とたいへん素晴らしい評価を受け、美術部員一同たいへん喜んでいます。
 さっぽろ雪まつりの会期は2月11日(日)まで。つどーむにお越しの際は、本校の作品をはじめ各校の力作をご覧ください。

  

女子バレーボール部 新人大会第7位!

第19回 北海道高等学校バレーボール新人大会 札幌地区予選会
女子バレーボール部 第7位 「粘り+VAMOS!」(文:主将佐々木)

 1月8日より新人大会が開催されました。初戦は石狩南高校との試合です。1、2セット目までは中々自分達のペースに持ち込むことができず少し戸惑っていましたが、最終セットではようやく本来の自分達のスタイルを出すことができ、フルセットで勝利し無事予選を突破することができました。
 今大会での私たちの目標はベスト8です。勝負の決勝トーナメントは予選1週間後の13日に行われました。最初の1回戦手稲高校との試合では第1セットの出足が鈍く、10点差をつけられるという苦しい展開となりました。しかしそこから持ち前の粘りで巻き返し、その結果ストレートで勝利を収めることができました。いよいよ次はベスト8をかけ、シード校の清田高校との対戦です。ところが今回もスタートにつまずき、第1セットを取られてしまいました。それでも、みんなの士気が下がることはありませんでした。誰もが不安で一杯だったと思いますが、諦めていた人は一人もなく、日々の練習と合宿を通して身に付けた「常に明るく笑顔でプレー」を最後までやり抜く決意であふれていました。第2セットは、私たちのスタイル「粘って粘って自分達の波が来るのを待つ」を貫くために全員で励まし合い、丁寧なプレーを心がけ、焦燥感に負けそうになりながらも自らを信じてプレーを続けました。すると優勢な状況をキープしたまま第2セットを奪取し、最終セットもその勢いに乗って勝ち切ることができました。夢に見た念願のベスト8達成です!
 最終日は残念ながら北斗高校、啓成高校に敗戦し、最終結果第7位となりました。全道大会出場(5位迄)は叶いませんでしたが、レベルの高い試合を間近で見られたことは私たちにとって大きな収穫でした。日々の少ない練習時間の中でも、一人一人が自らの弱点や改善点を見つけ出し、地道に真正面から向き合い続けたことが目標達成に結びついた…そう私たちは確信しています。そしてこれからも、今回の結果に満足することなく、持ち前の「明るさとチームワーク」を武器に、新たな目標「全道大会出場」を目指して部員みんなで頑張っていきます。

 

【大会結果・成績】
予選グループ戦 1回戦 ◯札東(25-19, 22-25, 25-9)石狩南●
決勝トーナメント1回戦 ◯札東(25-18, 25-21)手稲●
    同   2回戦 ◯札東(16-25, 25-21, 25-23)清田●
    同  準々決勝 ●札東(8-25, 8-25)北斗◯
5位決定戦   1回戦 ●札東(17-25, 23-25)啓成◯  最終結果:第7位

第12回『鳳雛杯』争奪中学生・高校生剣道錬成大会

 1月28日(日)、札幌東陵高校において第12回『鳳雛杯』争奪中学生・高校生剣道錬成大会が行われ、本校剣道部から杉村駿斗選手(1年)が出場しました。この大会は、中学生または高校生から剣道を始めた生徒を対象にした大会です。杉村選手は、高校1年生男子の部に出場し、予選リーグ2試合でいずれも2本勝ちを収め、リーグ1位となり、決勝トーナメント進出を決めました。
 決勝トーナメント1回戦で北広島高校の出倉選手と対戦し、先に一本取られたものの、相手が出てくるところを見事なコテにおさえ、勝負となりました。その後、一進一退の攻防が繰り広げられましたが、最後にメンを奪われ、惜しくも敗退しました。しかし、練習の成果を存分に発揮し、予選リーグから素晴らしい戦いを展開していました。本人も悔しい思いをにじませながらも、「とても楽しく試合ができました。」と笑顔で大会を終えました。2月の中旬には全道大会が控えていますので、今回の大会で学んだことを糧にさらに稽古に励み、頑張ってほしいと思います。
 最後になりましたが、本大会のために送迎・応援をしていただいた杉村さん、先輩の皆さん、そして大会運営のために朝早くから補助生徒として手伝ってくれた剣道部1年生の皆さん、本当にありがとうございました。
【 大会成績 】
〇杉村駿斗選手 予選リーグ2勝(1位) 決勝トーナメント1回戦 杉村 コーメメ 出倉(北広島)