〈食育ニュース〉
それぞれの日にちなんだエピソードと旬の食べ物を紹介します。
・北海道たまねぎの日(11月2日)
北海道は、たまねぎの生産量が全国一です。北海道産のたまねぎを、より多くの人に知ってもらい食べてもらうことを目的に制定されました。日付は、たまねぎの出荷がピークになることと、1102で「いいオニオン」と読む語呂合せからです。料理に欠かせない存在ですが、日本に導入されたのは明治時代と、比較的新しい野菜です。
・かりんとうの日(11月10日)
日本の伝統菓子である「かりんとう」のおいしさを、全ての年代の人に知ってもらい消費拡大を図ることを目的に制定されました。日付は、「かりんとう」の棒状の形を「11」で表し、砂糖の糖を「10」と読む語呂合せからです。豚肉のかりん揚げは、かりんとうのような見た目の、甘辛い味付けの料理です。
・鮭の日(11月11日)
鮭は、たんぱく質やビタミンB6、ビタミンDなどを多く含みます。その栄養豊富な鮭をPRするのが目的で制定されました。日付は、漢字の「鮭」のつくりの部分を分解すると、十一十一となるのを数字に置き換えたことからです。鮭は、赤身の魚と思われがちですが、白身の魚に分類されます。身が赤く見えるのは、エビやカニに含まれるカロテノイドの仲間である、アスタキサンチンが含まれているためです。
・チーズの日(11月11日)
もっとチーズに親しんでもらいたいと制定されました。日本におけるチーズのはじまりは、中国から伝わった「酥(そ)酥(そ)」であるといわれています。牛または羊の乳を煮詰めて濃厚にした食べ物で、今でいうバターやバターオイルのようなものです。これを飛鳥時代の西暦700年10月に、朝廷がはじめて作らせたという記録が残っています。旧暦10月は、新暦では11月です。日にちは覚えやすいように11日に定められました。今のようなチーズは、1880年頃に、アメリカ人のエドウィン・ダンの指導により北海道の試験場で試作されたのが最初です。チーズは、世界中には1,000種類以上あるといわれています。
・かつお節の日(11月24日)
上手なだしの取り方などをもっと多くの人に知ってもらおうと制定されました。日付は11と24で「いいふし(節)」と読む語呂合せからです。かつお節は、燻してよく乾燥させ、カビ付けして発酵させた発酵食品です。うま味の元である、イノシン酸やグルタミン酸を多く含んでいます。
・鉄分の日(11月26日)
鉄分の重要さと、不足で生じる鉄欠乏症や鉄欠乏性貧血などについての啓蒙(けいもう)啓蒙(けいもう)活動を行うのが目的で制定されました。日付は「いい鉄分」の「いい」から11月で、鉄の元素記号が26であることから11月26日となりました。鉄は、人体の構成に必要なミネラルで、70%は赤血球のヘモグロビンや、筋肉中のミオグロビンに構成要素として存在しています。残りの30%は、肝臓や骨髄などに貯蔵鉄として存在しています。体内の鉄が不足すると鉄欠乏性貧血をおこすことが知られていますが、他に筋力低下や疲労感といった症状も起こります。鉄は、レバー、赤身の肉・魚、あさり、小松菜やほうれん草、切干大根、大豆製品等に多く含まれます。動物性たんぱく質や、ビタミンCを一緒に摂ると吸収しやすくなります。
【旬の野菜】
ゆりね、ぎんなん、カリフラワー、さといも、白菜、ごぼう、れんこん、きのこ、かぶ、ほうれんそう、だいこん、春菊、じゃがいも、ヤーコン等
【旬の魚介類】
鮭、さんま、ししゃも等
【旬のくだもの】
みかん、りんご、洋なし、柿等