校訓

「克己自彊(こっきじきょう)」~自分の欲望に打ち勝ち、自ら進んで努力する~

 

校訓の初出
 市立高女時代の昭和9年(1934年)4月に制定された教育綱領にある校訓には、「克己自彊」という言葉は見られません。しかし、綱領の最後には「校訓」及び「校訓の実行精神」に対して

 「右の校訓及実行精神を以て修養の綱領と為し、克己、自彊、堅実なる校風を発揚すべし。」

とあります。
 そして、昭和13年(1938年)7月に制定された教育綱領には、五箇条からなる校訓があり。そのうちの第四条に

  一、勤労ヲ尚ビ、克己自彊の精神を養フベシ

とあります。これが「克己自彊」が校訓の中に見られる最初です。
(参考文献『創立六十年史』(昭和42年))

校章

校章の由来

 1.北海道の「北」を示す
 2.EAST(東)の「E」の組合せ
 3.雪の結晶
 4.北海道のとど松の形を示す
 5.高校の王座を示す 

(参考文献『創立六十年史』(昭和42年)

校歌

作詞 風巻景次郎  作曲 池内友次郎

一 窓辺に明るく 春の日みちて
  豊平ゆたけし 眺めはひろし
   あゝよき庭に 若き日日を
   つどいてわれら ここに学ぶ
  つどえり 自ら励み息まず
  眼は朗らに 光をもとむ
   夢ははるけし 北の都
  われらここに ゆたかなれ常に

二 大空はれたり 秋の日かおり
  藻岩はさやけし 紅葉は燃ゆる
   あゝよき庭に 若き日日を
   つどいてわれら ここに立てり
  つどえり 自ら彊め息まず
  心情はただしく 正義をおもう
   夢ははるけし 北の都
  われらここに けだかかれ永遠に

 

昭和28年(1953年)11月に制定し、新校舎落成記念式典にて発表されました。