2025年1月の記事一覧
第13回『鳳雛杯』争奪高等学校剣道錬成大会
1月26日(日)、札幌東陵高校で第13回『鳳雛杯』争奪高等学校剣道錬成大会が行われ、男子3名、女子1名が出場しました。この大会は、高校から剣道を始めた生徒を対象にした大会で、学年別・男女別の部門で3者予選リーグの後、決勝トーナメントが行われました。高校1年生男子の部には2名が出場しました。井上璃久選手は、予選リーグ初戦で見事なメンを決めて、1本勝ちを収めました。2戦目は時間内に勝敗が決まらず、引き分けとなりました。同リーグの最終戦で2本勝ちを収めた選手に惜しくも本数差で敗れ、残念ながら決勝トーナメント進出とはなりませんでしたが、最後まで戦い続けた姿は大変立派でした。霞本蓮選手は、予選リーグで豪快なメンを決め、2勝をおさめ、決勝トーナメント進出を果たしました。決勝トーナメントでもその勢いのまま勝ち上がり、高校1年生男子の部で見事優勝をおさめました。本当に素晴らしい試合でした。おめでとうございます。高校2年生の優勝者との間で争われた『鳳雛杯』をかけた決定戦では惜しくも敗れましたが、その健闘ぶりに観客から大きな拍手が送られました。高校1年生女子の部に出場した江口結愛選手は、予選リーグ初戦から気迫あふれる試合を展開し、引きドウを2本決め、勝利しました。続く2戦目でもコテ・メンを決め、決勝トーナメントに進出し、準々決勝でも見事勝利を収め、3位入賞を果たしました。高校2年生男子の部に出場した杉本駿斗選手は、予選リーグ初戦で上段の選手と対戦しましたが、堂々とした構えから攻め続け、相手が打ち終わった後を追いかけて、見事なメンを決め、勝利を収めました。続く2戦目でも思い切りのよいメンを決め、最後は練習で磨いてきた引きドウで勝利を収め、決勝トーナメント進出を果たしました。迎えた決勝トーナメント準々決勝でも強敵相手に1本を奪い、3位入賞を果たしました。昨年度、入賞まであと一歩届かなかった悔しさをバネにこの1年間努力してきた成果が発揮された素晴らしい試合でした。優勝・入賞を果たした皆さん、本当におめでとうございました。2月には全道規模の大会が控えていますので、これからも練習に励み、さらに成長することを期待しています。最後になりますが、休日にもかかわらず、応援に駆けつけていただいた保護者の皆様・剣道部の皆さんに感謝致します。本当にありがとうございました。